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リチャード1世もデュ・バリ夫人も愛飲したシャトー・マルゴーの歴史

カミュたん
カミュたん
5大シャトー、ラ・トゥールとは対照的にタンニンが丸く女性的だと言われているのがシャトー・マルゴーです😊昔、マルゴーが好きすぎてアドレスをマルゴーにしてた時期もありました😅
シッチー
シッチー
そんなに美味しいものなのか(´,,•﹃ •,,`)

マルゴーの歴史

シャトー・マルゴーの登場は12世紀に遡ります。

始めは「ラ・モット・ド・マルゴー」のという名前の農園でした。

モットとは土塊を意味する言葉です。当時から水はけがよい傾斜のある土地で作られていたことがわかりますが、百年戦争終了までのボルドーはイングランド王のテーブルワイン用として消費されていました。

獅子心王で有名のリチャード1世はもボルドーワインを毎日飲むことがルーティーンだったと言います。

シャトー・マルゴーは数々の貴族の所有となりましたが、1570年大にピエール・ド・レストナックが所有者となると同時に転機が訪れます。

メドックがワインの産地として発展すると悟ったド・レストナックは1572年から10年間の間、シャトーでの穀物畑を縮小して葡萄畑を増やし、ワインのシャトーの基礎を築きました。

そして、18世紀初頭にはシャトーの敷地は現在とほぼ同様の広さになりました。さらに、長期熟成にも耐えることができる、醸造技術が誕生した時代でもありました。

そして、ルイ15世の愛人デュ・バリー夫人がシャトー・マルゴーを宮廷に持ち込んだことで、社交会デビューを果たします。

1801年、シャトーはド・ラ・コロニラ侯爵の手に渡り、当時一流の建築家であったルイ・コンブに依頼し、現在のマルゴーのラベルにもなっているシャトーの建物を1815年に完成させました。

そして、ナポレオン3世の指示でメドックワインの格付けが実施されるとシャトー・マルゴーは見事に第1級の3位にランクされる形で選ばれました。

ABOUT ME
kamiyu
🍷JSA認定ソムリエ取得 ☕️コーヒーコーディネーター取得 🫖ティーコーディネーター取得 現在もソムリエとして世界中のワインを中心に勉強中✏️