ナーリー・ヘッド1924 スコッチ・バレル シャルドネ2018
株式会社モトックスが2021年この4月、カリフォルニアワイナリーのデリカート・ファミリー・ヴィンヤーズが手がける「ナーリー・ヘッド 1924 スコッチ・バレル シャルドネ 2018」を販売開始しました。
スコッチを造るのに使用されていた樽を使い熟成されるワインは濃厚なフルボディと言っても良いの味わいの白ワインです。
樽から広がる甘いタバコやアップルパイのような香ばしいニュアンスに、複雑さがプラスされた魅力的なワインです。
デリカート・ファミリー・ヴィンヤーズとは
デリカート・ファミリー・ヴィンヤーズがカリフォルニアの地でブドウ栽培を開始したのは禁酒法真っ只中の1924年でした。
世紀の悪法とも言われる禁酒法の中でもお酒を求める人は多く、密かにワインが製造され密造酒として販売されていました。
当時はワインを買うのに医者の診断書が必要でした。
診断書にバーボンの文字が記載されていれば、購入することができたそうです。
この禁酒法時代に造られたワインへのオマージュとして登場したのが、「1924」シリーズです。
お値段は2000円代ですが、希少品のようです👀
アメリカで1番売れているジンファンデル
ナーリー・ヘッドといえば、アメリカで1番売れているジンファンデルで有名です。
銘醸地ロダイで育つ古樹から産み出されるバランスの良いジンファンデルです。
2010年以降連続でアメリカでNO1.の売り上げを誇った人気のワインです。
驚くのが、このコスパです。
規模は大きいのですが、小さなワイナリーと変わらない情熱と力を注いでいます。
ジンファンデルの聖地でもある冷涼な産地のロダイで育つジンファンデルの樹齢は平均85年。樹齢が高くなるほど、幹の力でバランスを保ち凝縮された果実味になります。