スポンサーリンク
1855年、メドックの格付けで3級に輝いたワイン「シャトー・ラ・ラギューヌ」。
1950年代はぶどう栽培でさえ、ままならないほど、荒れ果てていました。
2度の大戦や世界恐慌で疲弊しているところ、さらに1956年の大霜によってぶどう畑の大部分が被害を受け、誰もがラギューヌの輝かしい未来は想像もしていませんでした。
1958年、新たにブドウを植え替え復興を試みられましたが、経済的に困難に陥り、1964年シャンパーニュ・アヤラを経営しているデュケリエ家に売却されました。
2000年にはシャトー ラ・ラギューヌもアヤラもフレイ家の所有隣、カロリーヌ・フレイが責任者として務めて行ったことから、ラギューヌの転機が訪れます。
カロリーヌにより、ぶどうを作るための大々的な改革、野生酵母のみでの伝統的な方法での醗酵が行われ、2004年ヴィンテージ以降は安定してパーカー氏から90点以上の高評価を獲得するなど、完全に復興することができました。
Ch.La Lagune
生産地:フランス ボルドー メドック
生産者:シャトー ラ・ラギューヌ
タイプ:赤 フルボディ
品種:カベルネ・ソーヴィニョン、メルロー、プティ・ヴェルド
アルコール:18℃
赤ワインのソースを使った料理、牛肉、ローストポークなどと相性が良い。
今後はさらなる改革でより良い、ワインが作られて行く事が期待されているワインです。
スポンサーリンク
スポンサーリンク