シャンパーニュ地方
シャンパーニュ地方は全てが重要ポイントでありながらも、その量はわずかです😊
私はシャンパンが大好きなこともあって、勉強しやすいシャンパーニュから試験勉強を取り組みました。
✅格付け１００％クリュ
✅製造工程
✅規定（数値）
✅甘辛度
✅ブドウ品種
プロフィール
●パリから１４０kmほど東に位置する、フランスで最も重要な発泡性ワインの産地
●フランスのブドウ栽培地としてほぼ北限に位置する
●土壌・・・マルヌ県は白亜質、オーブ県はジュラ紀キンメリジャンの泥灰質
●ブドウ栽培面積・・・34,000ha
●ワイン生産量・・２６５万hℓ
●気候タイプ・・・年間平均気温11℃、大陸性気候と海洋性気候が混じる、日照時間は年間1680時間、降水量は年間７００mm
●役15,000軒の栽培農家がメゾンと呼ばれるおよそ４００の大手生産者にブドウを供給
●メゾンが生産するシャンパーニュの出荷量が全体の７割を占める
●歴代のフランス国王はランスの大聖堂（1991年ユネスコ世界文化遺産）で戴冠式を挙行した
●2018年の統計によれば出荷本数は３億本。そのほぼ半数づつがフランス国内と輸出むけに振り分けられている。日本はアメリカ、イギリスに次３位の輸出先。
・マルヌ・・・栽培面積の約７割
・オーブ・・・栽培面積の約２割
・エーヌ
・セーヌ・エーヌ
・オート・マルヌ
歴史
●４C頃・・・古代ローマ人によりブドウ栽培がもたらされる
●中世・・・修道士が畑を広げ、マルヌ川を利用して各地にワインが運ばれた（当時は非発泡性だった）
●1663年・・・英国の詩人サミュエル・バトラーが「ヒューディブラス」の中に発泡性シャンパーニュについて書き記す
●1728年・・・国王ルイ１５世がガラス瓶に詰められたワインの流通を許可
●1729年・・・メゾン・ルイナールがランスに創設、発泡性シャンパーニュが商業化される
●1908年・・・最初にシャンパーニュ地方の境界線が引かれる（オーブ県を含まず紛争に発展）
●1927年・・・オーブ県を含めたシャンパーニュ地方の境界線が確定
主要ブドウ品種
シャルドネ
🍇主要品種の中では一番小さく、栽培面積占有率２８％
🍇主な栽培地はコート・デ・ブラン、コート・ド・セザンヌ
🍇シャンパーニュに繊細さと新鮮味を与え、長期熟成を可能にする
Pinot Noirピノ・ノワール
🍇主にモンターニュ・ド・ランス地区とコート・デ・バール地区
🍇主要品種の中では栽培面積が一番大きく３９％を占める。
🍇シャンパーニュにボディと骨格をもたらす
Meunier ムニエ
🍇主にヴァレ・ド・ラ・マルヌ地区で栽培されている。
🍇栽培面積は３３％
🍇発芽が遅く、霜の被害に会いにくい
🍇シャンパーニュにフルーティさとしなやかさを与える
アルバンヌ、プティ・メリエ、ピノ・ブラン、ピノ・グリ（フロモントー）の４品種もシャンパーニュの醸造に認められている。その栽培面積は全て合わせても１％に満たない
地方料理と食材
●ビスキュイ・ローズ・ド・ランス・・・フランス名物のピンク色のビスケット
●シャウルス・・・A.O.P.白カビチーズ（牛乳）
●ラングル・・・A.O,P.ウォッシュチーズ（牛乳）上面に窪みがある
●アンドゥイエット・・・トロワ名物の豚の内臓の腸詰
主要なA.O.Cワイン
発泡白、発泡ロゼ
主要品種・・・ピノ・ノワール、ムニエ、シャルドネ
白、ロゼ、赤
主要品種・・・ピノ・ノワール、ムニエ、シャルドネ
ロゼ
ピノ・ノワール１００％
４大ブドウ栽培地
●グラン・クリュ：格付け１００％の村（クリュ）、３地区に１７村
●プルミエ・クリュ：格付け９０〜９９％の村・・・４２村
ブドウの価格決定システムのために設けられた格付けです。
ピノ・ノワールが主流
・Ambonnay アンボネー
・Mailly-Champagne マイイ・シャンパーニュ
・Louvois ルーヴォワ
・Beaumont sur Vesle ボーモン・シュール・ヴェル
・Bouzy ブージー
・Sillery シルリー
・Verzy ヴェルジー
・Verzenay ヴェルズネー
・Puisieulx ピュイジュー
ムニエが主流
・Aÿ アイ
・Tours sur Marne トゥール・シュール・マルヌ
シャルドネが主流
・Avize アヴィーズ
・Oger オジェ
・Le Mensnil sur Oger ル・メニル・シュール・オジェ
・Oiry オワリー
・Chouilly シュイイ
・Cramant クラマン
※上記の地図はソムリエ教本から引用しています＼_(･ω･`)ｺｺ重要
