ソムリエ試験

【2021年ソムリエ・ワインエキスパート試験対策】1–1 ワインの法律|酒税法による酒の分類とワインの資料

ソムリエ教本でもワイン概論は目次の最初に登場します🍷

ワイン概論はソムリエ・ワインエキスパートの試験問題でも比較的出題数が多い部分です。

カミュたん
カミュたん
ワイン概論はワインを知る上で重要なポイントとなる章ですので、内容をしっかり理解しましょう😊

特にマーカーを引いたところは赤い文字の部分は重要だよ😊

酒税法による酒の分類

 

日本の酒税法では「15℃においてアルコール分1度以上(薄めて1度以上の飲料とできるものまたは溶解して1度以上の飲料とできる粉末状のものも含む。)の飲料」を酒類と定義しています。

これは日本においてのお酒の分類ですので、世界でアルコールの基準はバラバラです。

カミュたん
カミュたん
下の表は必ず覚えておいてね☺️試験では「果実原料の蒸留酒を選べ」みたいな感じで出題されます\_(・ω・`)ココ重要!

 

ワインとはブドウ果実を原料として醸造した酒類のことを言います🍇

あ〜たん
あ〜たん
シードル?👀ヴェルモットってなぁに?🕵️
カミュたん
カミュたん
分からないお酒は今の内にチェックしておきましょう😊

シードルとはリンゴから造られたスパークリングワインです。

 

老酒(ラオチュウ)は中国で最も古くからあるお酒で黄酒(ホワンチュウ)の一種です。主に米が原料です。紹興酒とよく間違えられますが、造られている場所が違います。

 

ヴェルモットとは白ワインをベースにニガヨモギなどの香草やスパイスを混ぜて造られるフレーバードワインです。

 

ワインの統計(2018年)

 

●世界のブドウ栽培面積 約746万ha

●世界のブドウ生産量 約7,780万トン

●世界のワイン生産量 約2.9億hℓ

●世界のワイン消費量 約2.5億hℓ

 

国別ワインの生産量(2018年 O.I.V)

1位 イタリア 54.8mhℓ     18.8%
2位 フランス 48.6mhℓ     16.6%
3位 スペイン 44.4mhℓ     15.2%
4位 アメリカ 23.9mhℓ     8.2%
5位 アルゼンチン 14.5mhℓ     5.0%

 

イタリア、フランスの順位は年々、入れ替わっていますが、1位から4位に入る国は重要ですので、覚えておきましょう😊

 

国別ワインの消費量(2018年 O.I.V)

1位 アメリカ 33.0mhℓ
2位 フランス 26.8mhℓ
3位 イタリア 22.4mhℓ
4位 ドイツ 20.0mhℓ
5位 中国 17.6mhℓ

アメリカのワインの消費量は年々、増加傾向にあります。

 



ワイン概論からの模擬テスト✏️

問題1

次の中からO.I.V.の統計による、2018年のフランスとイタリア合計のワインの生産量が世界全体に占める割合に最も近い数値を選択してください。

① 15%

② 30%

③ 25%

④ 40%

 

問題2

次の中から日本の酒税法において「穀物原料の醸造酒類」に分類されるものを選択してください。

① 清酒

② ヴェルモット

③ ジン

④ シードル

 

カミュたん
カミュたん
試験はこんな感じで出題されるよ😊1問につき40秒の間隔で答えていくようにしましょう!みんな、わかったかな?問題1の答えは③ 問題2の答えは①だよ
ABOUT ME
kamiyu
🍷JSA認定ソムリエ取得 ☕️コーヒーコーディネーター取得 🫖ティーコーディネーター取得 現在もソムリエとして世界中のワインを中心に勉強中✏️