近年充実していくコンビニワイン
成城石井が2014年、ローソンの傘下になったことで、ローソンでも成城石井の商品が購入できるようになりました。
成城石井の商品の中でも価格帯の安く、コストパフォーマンスに優れたワインが店頭に並んでいるため、ローソンは仕事帰りのワイン好きには嬉しい、特化ワインが並んでる印象です。
スペインのグルナッシュevodiaとは
「奇才」「怪物」と異名をとる醸造家「ジャン・マルク・ラファージュ氏」から造り出されたスペインの赤ワインです。
ジャン氏といえば、フランスのルーションを代表する醸造家でフランス国内でも素晴らしいワインをリリースしながらも、チリやアルゼンチンなどでもワイン造りを行っている天才醸造家です。
そんな醸造家が国境を超えて注目していたのはスペインの標高700〜900メートルに位置するカラタユで栽培されている樹齢の古いガルナッチャでした。
「エヴォディア」は地元カラタユのテロワールに詳しい女性醸造家ヨランダ・ディアスとアメリカでグルナッシュ (ガルナッチャ)に詳しいエリック・ ソロモンとチームを結成して生まれた、究極のグルナッシュと言われています。
ロバート・パーカー氏も高得点をつけ、評価の高いコメントを残しています。
パーカーはこのワインを飲んで・・・
2008年ヴィンテージでは「ワイルドチェリー」、2009年ヴィンテージでは「ブラックチェリー」、2015年ヴィンテージで「ブルーベリー、黒スグリ、プラム」と表現しています。このことから、年数が経つにつれ、黒い果実の印象になっていることが感じ取れました。
テイスティング「エヴォディア 2019」
濃い色調のルージュ・ガーネット。紫と黒の色素量も多い。
酸化を促して熟成をさせる生産者のものはディスクの外側の部分に赤みがかかりますが、このグルナッシュは紫が強く出ています。
プラム、ブルーベリー、リキュールにつけたカシスなど紫をイメージする果実の印象。
スパイシーさはありますが、シラーのような黒胡椒が全面に出てるのとは異なり、黒胡椒の印象はあっても、潰した印象の他、八角など少し、オリエンタルなニュアンス。
豊富なボリューム感に滑らかなアタック。
干し葡萄のような甘味と乾いた味わいが広がり、酸味は控えめ。とても長い余韻がこのワインを印象付けます。
1,000円代前半で買える間違えのないコスパワインです。
よく、フランス、ルーションの「ラ・パッション・グルナッシュ」を買うのですが、そちらは淡い色合いで、酸味と甘さのバランスがよい印象なので、同じクルナッシュでもタイプが全然違いました。アルコール感が高く、ボリューミーで美味しいってところは同じでした☺️
神の雫31巻で登場!
神の雫31巻で登場した際のコメントは・・・
樹齢100年の古木がもたらしてくれる完熟したベリー系の香り
それにちょっとスパイシーな個性が加わっている
でっかい古い木の上のツリーハウス
夏の良く晴れた日の丘の上で、気の合う仲間と共に造っている
草いきれと古木の香りと太陽と そして休息の時間を潤してくれる果実
みんな笑顔で目標を持っている そんなワイン
このような表現で、描写されているワインです🍷