「カツ」と相性が良いワイン
サクッとした衣にアッツアツのお肉がお口の中でジュワーっと広がるカツ!
パン粉で衣を包み込み、高温の油でカラッと揚げたお料理は素材の持ち味がそのまま楽しめる調理法ですので、ワインも素材に合わせて選ぶと基本は良いです!
お勧めはオーストラリア クレア・ヴァレーなどの厚みのあるボディーの辛口リースリングがお勧めです。レモンを絞って食べるような感覚でワインと料理を楽しめます。
スパークリングワインも白・ロゼ問わずお勧めです。
豚肉🐖
素材がピンク色の豚肉には赤、ロゼ、白ワイン選択の幅が広いお肉です。
豚肉は素材だけで検討をつけることは難しいです。
鶏肉🐓
素材が白に近い鶏肉はワインも白ワイン向き。
脂肪分の少ないささみにはリースリングやソーヴィニョン・ブラン
ももや手羽先のように脂身の多い部分にはシャルドネなどの品種がおすすめです。
揚げ物のルーツ
油で揚げる調理法は室町時代、ポルトガルから南蛮料理として日本に伝わりました。
ポルトガルで小麦粉と卵を合わせた衣を食材につけて揚げる「フリッター」が「天ぷら」になったと言われています。
諸説ありますが、ポルトガル語の「temperar(調味料を加える)」が変化して天ぷらになったとも言われています。
また、カツはフランス料理が変化したものです。元々は仔牛肉をスライスしてパン粉をつけたものにソテーしたものでした。
胡麻油で揚げた場合
カツを胡麻油で揚げた場合、ごま油の香ばしい香りが口いっぱいに広がります。
そんな場合は、選ぶワインもほんのり樽の香りを感じる樽熟成のワインがお勧めです。
カツは味付け次第で合せるワインが変わります
塩はワイン選びに大きな影響を与えませんので、素材と調理法から判断しましょう!
トンカツソースをたっぷりつけることで、合せるワインは白ワインから果実味のある赤ワインへと一変します。
ジンファンデルなどもお勧めです。
イマカツ六本木本店
イマカツ「ミシュラン東京2015」に掲載された、とんかつ専門店です。
六本木本店は東京メトロ六本木駅7番出口から歩いてすぐの場所に佇んでいます。
紺色でいかにも風格のある暖簾が目印です。
ワインは1種類しか置いていないようですが・・・お勧めのお店なので、紹介します!
やまと豚を使用した王道のロースカツやヒレカツも美味しそうなのですが・・・
イマカツが一度は必ず食べて欲しいとお勧めしている商品が「ささみかつ」なので、ささみかつ、エビと帆立も同時に楽しめるセット、ランチで1,600円のものにしてみました。
ささみは岩手産の銘柄鶏を使用しているそうなのですが、限界まで柔らかく仕上がったかつは低カロリーでしっとりとジューシーです。
ささみ、エビ、帆立共に中心部はレアに近いような揚げ具合で出てきますが、衣と中身のレア感がまた、マッチしていて食材の味を引き出しているような感じです。
素材に合わせたパン粉の荒さが拘りを感じます。
とんかつソース、塩、胡麻ダレが用意してあるのですが、素材が本当に美味しいため、シンプルに塩で食べました。
テイクアウトもやってますので、ぜひ、一度イマカツのかつをお試しください!お勧めです!
http://www.grasseeds.jp/imakatsu/
「イマカツ」公式ホームページはこちら💁♀️