ドリュー・バリモアが手がけるワイン
ドリュー・バリモアさんは映画『チャーリーズ・エンジェル』や『そんな彼なら捨てちゃえば?』など数々の名作に出演したハリウッド女優。
イタリア旅行をきっかけに、ワイン造りに興味を持ったというドリュー・バリモアが手がけるワインの紹介です。
インスタグラムなどから、彼女が旅行や食に対して好奇心旺盛なことが伺えますが、キャメロン・ディアスと共にお料理教室に参加することもあるなど、彼女の飲食に対する情熱もうかがえます。
そんな中、イタリアの代表的な白ぶどう品種で特にフルーティーな特徴を持つ「ピノ・グリージョ」に興味を持った彼女は、2010年にバリモア・ワインズを設立し、2011年にはイタリアの地酒として「バリモア・ピノ・グリージョ」をリリースしました。
現在ではワイナリーこそ所有していないものの、ピノ・グリージョの栽培から醸造まで一貫して行っており、カリフォルニアのモントレーで新興ワイナリー「カーメル・ロード」と業務提携を行っています。
ワイン作りに積極的に関わる彼女は、醸造されたワインのサンプルを必ずテイスティングしているとのこと。サンプルテイスティングでは彼女の意見が、かなりワインの仕上がりに影響しているようです。
1999年、カリフォルニア・モントレーに新設されたワイナリーです。
モントレーではピノ・ノワールとシャルドネの生産で知られるセントラル・コーストの地区です。
カーメル・ロードはアロヨセコ渓谷にあり、雨が少なく乾燥していて、午前中は霧が立ち込め、午後には強い風が海から吹きつけるという厳しい環境ですが、涼しい気温を維持することができ、ワイン造りに最適な場所となっています。
ラベルの「B」というロゴは彼女の祖父で名優、ジョン・バリモアが使用していたもので、家にボトルを置いた時の見栄えにも拘ったラベルのデザインは、ストリート・アーティスト、シェパード・フェアリーの「Studio Number One」が手がけています。
ただ、残念ながら、日本での入手は困難なワインです。
バリモア・バイ・カーメル・ロード・ピノ・ノワール・ドリュー・ブレンド
・外観・・・中程どのガーネット
・香り・・・赤スグリなどのベリー系果実
・味わい・・・酸味と果実のバランスがとても良く感じられます。
バリモア・バイ・カーメル・ロード・ピノ・グリージョ
・外観・・・淡いレモンイエロー
・香り・・・柑橘系果実にナッツやトーストのニュアンス
・味わい・・・柑橘系の酸味とフルーティーなニュアンスが心地よいワインです
セパージュは、ピノ・グリージョ79%、シャルドネ21%