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コント・ド・シャンベリ ブリュット
ローソンで498円で販売されている辛口白のスパークリングワインです。
生産者 | フェリックス・リソス社 |
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生産地 | スペイン ラ・マンチャ |
品種 | アイレン種、ビウラ種 |
タイプ | スパークリングワイン 辛口 |
アルコール度数 | 10.5% |
なんでも酒やカクヤスでも500円のワンコインで販売されているようです。
コント・ド・シャンベリを取り扱っていないローソンもありますが、販売している店舗では、基本的に冷蔵庫で冷やされた状態で店頭に並んでいますから、仕事帰りに買ってすぐ飲むことができます🍾
イギリスで開催された名誉あるコンクール「ソムリエワインアワード2019」で金賞を受賞
さらに、国際的なワインコンクール「ベルリン・ワイン・トロフィー」ではワインの品質向上と市場拡大に最も寄与した各国のワイナリーに贈られる、「ベスト・スペインワイン・プロデューサー賞2020」を受賞するなど高い品質を誇るワイナリーです。
生産者
生産者はスペインのフェリックス・ソリス社
スペイン内陸部ラ・マンチャ地方の南部、バルデペーニャスに本拠地があります。
1952年フェリックス・ソリス・フェルナンデスにより創業。
現在ではバルデペーニャスの他にも5つのワイナリーを所持しています。
ワインの製造からボトリング、販売、マーケティングまでを家族経営で一貫して行い、生産規模は世界トップ10に入るほどの、スペインで最大規模のシェアを誇る家族経営の生産者です。
本拠地のあるバルデペーニャスとはどんなところなのか・・・
バルデペーニャスとはスペイン語で「石の谷」を意味します。その名の通り、いくつかの山脈に囲まれた大きな渓谷が連なる地域で、土壌は泥灰石、石灰石、砂質、赤い粘土質などが場所によって堆積しています。
夏は暑く、冬は厳しい極端な大陸性気候にあり、年間の80%が晴天日という気候です。
紀元前7世紀頃の遺跡からブドウの種が発見されるなど、この土地では古くからワイン造りが行われてきました。ブドウ品種では、赤ならテンプラニーリョ、白ならアイレンが特に有名です。どちらもスペインの伝統的なブドウ品種ですが軽やかな早飲みから長期熟成タイプの赤ワインまで、今、コスト・パフォーマンスが注目されている産地です。
コント・ド・シャンベリ テイスティング
外観
グリーンを帯びた明るいイエロー。気泡は小さめで持続性はない
しかし、498円とは思えないクオリティーです。
香り
柑橘系の爽やかな香りに草原やハーブ、白い花、白胡椒、ミネラルなど極めてシンプルな構成。
味わい
フレッシュな柑橘果実とミネラル、非常にドライな印象。草原のような香りの印象から、もう少し、えぐみのある味わいかと思いましたが、とてもフルーティーで爽やかな印象です。
アルコール度数は10.5%とやや低め
相性の良い料理
前菜全般と合わせやすいワインだと思いました。
ローソンのお惣菜の「海老とイカのタラコサラダ」合わせるととてもおいしかったです☺️マヨネーズを使った料理にもおすすめです!
使用されているブドウ
情報量が少ないため、セパージュの細かい分析はできませんでしたが、ラ・マンチャのアイレン種とビウラ種で造られたスパークリングワインです。
ラ・マンチャは最低気温が零下15℃になる極寒の冬と最高気温が45℃の酷暑の夏という2つの季節しか内容な極端な大陸性気候にあります。
1940年代からワイン生産が行われ、質より量を重視した低価格のワインが主体でしたが、近年は醸造技術の投資によりこのようなフレッシュでコストパフォーマンスに優れたワインが多く造られるようになっています。