今回はタケダワイナリーが生産しているサン・スフルの中から「白・発泡」を購入しました。
亜硫酸を使用しない「サン・スフル」で醸造を行い、アンセストラル法による発泡性のワインです。
上山市の協力農家から選りすぐりの質の高い完熟ブドウだけを厳選し、山形県産のデラウェア100%で造られた発泡性のワインです。
可能なかぎり酵母は加えず、畑由来の天然酵母で醸しているそうです。
タンク内で発酵し、しばらくして瓶詰めを行い、瓶内で発酵を継続させることで、酵母が生み出した炭酸ガスがワインに溶け込むという手法で生産されているスパークリングワインです。
このような手法を「アンセストラル法」と言います。
タケダワイナリーの公式ホームページによると、酵母が生んだきめ細やかな泡が、デラウェアのフレッシュな香りをますます引き立てているそうです。
微発泡なのかと思ってましたが、泡は非常にきめ細かいものの、イキイキとした発泡性でした。


抜栓前の注意事項として、よく冷やし、瓶を降ったり揺らしたりしないでくださいとかいてありましたので、「おそらく、ビンの底になるにつれて、澱による色や風味は違うだろうな・・・」と思いましたが、瓶を揺らさないように抜栓し上の方から順番にテイスティングしていきました。
コルクではなく、王冠した!
瓶内のガス圧が高いので、少しずつ、開けていきましょう。吹き出してしまう場合が多いようです。
にごりや、酒石の塊がみられますが品質には問題ないワインですので、その濁りと風味を楽しんでください!
テイスティング

無濾過によるにごりが見られますが、色調は十分に明るい黄色。
とてもきめ細かな泡が特徴的です。
⚠️画像は開けて一杯目の画像です
フルーツの印象よりも先に焼く前のパンのようなイースト香が先行します。白桃やマルメロの実や黄色いりんご、うりのような優しい果実の香りに柑橘果実の香りがほんのり感じます。
イキイキとしたきめ細かな発泡が広がりますが、抜栓後の持続性はありません。
香りの印象とは異なり、ジューシーなレモンをかじったような酸味がありますが、クリーミーにも感じるイースト香とマッチして優しく感じられます。
アルコール:10.2%です😊
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