ブラック・アイド・ピーズとは
ヒップホップ・ミクスチャーを語る上で、もはやそのグループ名が出てこないことはいない存在のブラック・アイド・ピーズ。
「Hey Mama」や「Where is the Love」などのヒップホップナンバーから、「I Gotta Feeling」や「Boom Boom Pow」などのクラブヒット曲を世の中に出してきました。
グラミー賞を6度受賞しています。
日本でのキャッチフレーズは「猿でも分かる〇〇」と言われる程、誰もが分かりやすい音楽をやってきた立役者です。
ファーガソン・クレスト
そんな、ブラック・アイド・ピーズのボーカルでセレブのファーギー(本名ファーギー・デュアメルさん)は父親のパット・ファーガソン氏と一緒に2006年からカリフォルニア州サンタ・バーバラ郡で「ファーガソン・クレスト」というワイナリーをはじめました。
高校教師を定年退職した彼は昔からの念願であったワイナリーを娘と購入したそうです。
ファーギーもまた「父と一緒に造ってきたものを味わってもらえる事が嬉しい。ワイナリーを開くこともだけど、父と一緒にそれを実現させたことが何より嬉しい」と語っています。
夫である俳優のジョシュ・デュアメルもブドウ踏みでワイン造りをしたりなど、まさに家族経営のワイナリーです。
中でもファーギー自身のソロ・アルバムの中に収録されている「ファーガリシャス」と同名のワインが人気で、シラー主体で、メルロー、グルナッシュ、カベルネ・ソーヴィニヨンのブレンド。
2011年ヴィンテージはアメリカの有名ワイン誌で92点を獲得しています。
サンタ・イネス・ヴァレーは1970年代までワイン生産地として認められていはいませんでしたが、実は海洋性気候とその土壌がブドウの栽培に最適ということが認知されました。西側は大西洋に近く、東側が山に囲まれており、地域によって微気候がありますが、年間を通して穏やかな気候なので、ブドウがゆっくりと完熟に向かいます、そのため、バランスの良いブドウを作ることができます。
そして、ワイナリーではブドウは環境に優しく、サスティナブルを意識したオーガニック栽培で、主にシラーにカベルネ・ソヴィニョン、ヴィオニエを育ています。
『Food and Wine』誌など専門誌で常に高評価を得ているステンレー・ワインズのオーナー醸造家、「ジョーイ・テンスレー氏」を迎えて本格的にワインを造っています。