今ではワインの仕事をして、毎日のように料理と一緒に楽しんでますが、20代前半の頃までは実は苦手でした。
当時は、スパークリングワインやドイツのピースポーターのような少し甘い白ワインは飲めていたのですが、特に赤ワインは酸っぱくて渋いというイメージで勧められても渋々飲んでいたことが多かったです。
そんな、私がワインにどハマりするきっかけとなったワインがカロン・セギュール、1990年ヴィンテージです。
○生産地 フランス サン・テステフ
○生産者 シャトー・カロン・セギュール
○タイプ 赤ワイン フルボディ
○品種 カベルネ・ソーヴィニヨン45%、メルロ40%、カベルネ・フラン15%
※ヴィンテージによりセパージュが異なります
○アルコール 14℃
○ヴィンテージ 1990年
フランス ボルドーの格付け3級のワイン1990年はビッグビンテージです🍷✨
美味しいのは当たり前かもしれませんが、当時、「世の中にはこんなに美味しい飲み物があるんだ」って驚きました。
ハートのラベルが印象的なワインで、よく、バレンタインデーの季節になるとおすすめされています。
このラベルの由来は18世紀、ニコラ・アレクサンドル・ド・セギュール公爵のカロンへの愛情を表すものです。
メドックの格付けで1級に選ばれてる5大シャトーのラフィットやラトゥールも所有していたセギュール伯爵ですが「我が心はカロンにあり」と有名なセリフを残されてます😊
カロン・セギュールはヴィンテージ違いで何本かいただいたことがありますが、1990年は私の中では別格な存在でした🍷😆✨
<外観>落ち着きのある深いルビー色
<香り>カシスやプラム、ブラックチェリーのような黒い果実の香りにバニラやクローヴのようなスパイスの香り
<味わい>甘味を感じるブラックベリーの味わいに、きめ細かいタンニン、複雑みがあり、時間と共に変化するリッチで官能的な赤ワイン。
今では90年もののカロン・セギュールは5万円くらいとちょっとお高めでは