ワインの豆知識

ワイン初心者編🍷コルク詮の仕組み

シッチー
シッチー
おい!年代物のモンラッシェを国王に出すのだが、コルクにカビが生えとる!
カミュたん
カミュたん
コルクの上にカビが生えているのは普通だよ🍾十分な湿度のある場所で保管していた証拠だから、心配しなくて大丈夫だよ👌でも、濡らしたトーション(サービス用のナプキン)でよく拭き取ってから抜栓してね😉
シッチー
シッチー
おい!コルクを開けたらキラキラしたものがついとる!なんじゃこりゃ?
カミュたん
カミュたん
それは酒石✨酸味の成分の酒石酸が低温の環境変化で結晶化したものだよ☺️ワインの底に沈んでる場合もあるけど、飲んでも害はないからね😉むしろ、品質保証と言っても良いのだぞ✨
カミュたん
カミュたん
ワインを開ける前にワインが染み出ていたり、開けた後にコルクが緩んでいたり、凹凸があった場合はワインが劣化している場合が高いから注意が必要よ😢長期間ボトルを立てて保存していたら、そういうこともあり得るから、シッチーも執事として気をつけるように☺️
シッチー
シッチー
そもそも、コルクとはなんぞ・・・?

コルクってなぁに?

コルクはコルクガシというカシの木の皮から作られています。

この樹皮には層がいくつも形成されており、樹齢20年で幹の直径が20cmになりこの樹皮を厚めに剥ぎ取って、くり抜いて使います。樹齢250年くらいまで、収穫が可能です。

主な産地

生産量の約70%がポルトガルです。その他スペインやイタリア、モロッコ、中国で生産されていますが、産地によりコルクの層の厚みが様々です。

コルクの歴史

コルクの歴史は古く2000年〜4000年も前から瓶や樽の蓋として使われていたようです。

日本に入ってきたのは明治時代初期だそうですが、中国では紀元前550年頃にはすでに知られていたと言われており、ギリシャが生産の発祥と言われています。

コルクの需要は16世紀のガラス瓶の導入により17世紀に入って急激に増加しました。

シッチー
シッチー
ところで、国王に出しているワインのコルクは必ず、刻印があるし、コルクの長さも長いのはなぜだね?

高級ワインのコルクの特徴

刻印

20世紀初頭偽物ワインが出回っていた際に、本物であることを示すためにシャトー名やヴィンテージを刻印するようになりました。

実際に知り合いのソムリエから聞いた話ですが、お客様の持ち込みのワインDRCを開けたら、コルクの刻印が違うワインの名称だったことがあるそうです😥高級ワインを購入する際は、輸入元を見たり、信頼のおけるお店から買うようにしましょう🍷

コルクの長さが違う理由

コルクの長さは3cmくらいの短いものから、6cmくらいの長いものまであります。コルクが長いほど、ボトルの密閉性が高まるので、長期間熟成させることのできる高級ワインは基本的に5.5cm以上のコルクが使われています。

シッチー
シッチー
だから、俺が飲んでるワインはいつもコルクが短いのか(_`・ω・)_バァン

プラスチックの時もあるぞ(_`・ω・)_バァン

ワインの栓の種類

天然コルク

上記で説明した通り、天然素材のコルクです。世界的にコルクの原料の調達が難しくなってきているため、違うタイプのコルクが普及してきました。

樹脂製、合成(プラスチック)コルク

リーズナブルなワインに使用されることが多い栓です。

1990年代まで、酸素が大量に流入してしまうと言われてましたが、最近ではその問題が回避され、密閉性が優れています。

ディアムコルク

天然コルクを破砕し、二酸化炭素で処理して圧縮形成したコルク。

長年ワイン業界はコルク線によるワイン汚染に悩まされてきましたが、このコルクの導入により、コルク臭ブショネのリスクを回避できるようになり、天然コルクからディアムコルクへと切り替えている生産者が増えています。

スクリューキャップ

ニューワールド(アメリカ、オーストラリア、ニュージーランド、チリなど)に多く使用されています。

メリット:道具を使わずにすぐに抜栓ができ、コルク臭の心配がありません。

デメリット:高級ワインにも導入されているケースが増えていますが、ワイン愛好家からは一般大衆的なイメージが回避できていません。

その他

スパークリング用のコルク、ゾーク詮、王冠タイプやガラス詮を導入しているワインもあります。

カミュたん
カミュたん
2度と毒舌吐けないように、お口にコルクしてやるー(⃔ *`꒳´ * )⃕↝ヒッヒッヒー
シッチー
シッチー
俺は安物だから、3cmのやつでいいよ(´・∀・`)秒で開けてやる

 

 

ABOUT ME
kamiyu
🍷JSA認定ソムリエ取得 ☕️コーヒーコーディネーター取得 🫖ティーコーディネーター取得 現在もソムリエとして世界中のワインを中心に勉強中✏️